私の家の仏壇にも、どこぞやの仏壇屋からもらった
青年・拡大の年とでかでかと書かれたスタンドが置いてあります。
これを見て、物凄く心がズキズキしました。
また、私のような、2世・3世問題で悩む人が出てくるのではないか、と。
青年と書いてあるけれど、恐らく未来部とか中・高等部も
この青年の枠の中に入っているのだと思います。
自分の意思で活動をする、しないが決定出来ない人達。
そういう人を更なるコントロールにかけることは絶対にやめて欲しい。
私は今まで、マインドコントロールの外に出たことがありませんでした。
ある意味、守られているけれど、自由のきかない、
それすらも認識できない、今振り返ると真綿で首を絞められている状況でした。
私のように苦しむ人をこれ以上増やしたくありません。
でもどうやっていったらよいか、わかりません。
ブログも毎日の様に書きましたが、
それが本当に役に立っているのかがわからず、
また、今までなかなか出来なかった事に挑戦しているので忙しくなり、
自分なりの答えが出るまで閉鎖することにしました。
しかし、1つだけはっきりとした答えが出たものもありました。
それは、自分のアイデンティティが学会全てになってしまっている
福子という存在は、
まだまだ、まだまだ理解されていないということです。
やはり福子の気持ちは福子しかわからないということが、
返答コメントなどから顕著にわかりました。
コントロールという鉄格子の中で、自分が牢の中にいるということも知らず、
閉じ込められているとわかっても、
力まかせに内側から凄い労力で鉄格子の隙間を広げたり、
鉄を溶かすバーナーをくれ!と叫んだり、とにかく大変な努力が必要なんです。
それはとてつもない労力です。
これは私の経験ですが、
恐ろしい事に、そこまでの精神状態になってしまうと、
いくら幹部に優しい言葉をかけられても、何も聞こえない。
自分をここまで追いやった学会。
それを学会の中でまた解決しようとする幹部。
要するに、幹部不信。幹部は解決できないんです。
幹部だって、優しくて親身になってくださる方はたくさんいます。
実際私の周りでは、私がこのような状態になっても
温かく見守って下さる方がたくさんいます。
でも所詮、幹部は幹部であり、問題の発生源の人々が解決はできないです。
もう自分と学会の間には高い高い垣根があるんです。
七つに割れた頭を無理やり仏法や学会のルールで
元に戻そうとするのではなくて、
「割れていてもいいよ。あなたにはあなたの人生がある。
その人生に気がついた時に、割れた頭はくっつくんだ」と
誰かに言って欲しいのです。
幹部が持ってきた接着剤で頭はくっつかない。
自分でくっつけないと、自分に戻らないんです。
生きることを探求することが仏を保つことではないでしょうか。
それを他者から生かされて、保たされるのは間違っていると思う。
幹部の方々にお願いしたい事があります。
それは、私のような悩む福子を増やさないことです。
的確に物事を判断できる子供に、学会に入会する意思確認をして下さい。
ご本尊を頂く可否を確認してください。
小さくて何もわからない子供に、
「子供の将来の幸せのために入会させる」
という様な親のエゴを押し付けないで下さい。
幹部が思う優しさ、幸せと、
悩む福子が願う優しさ、幸せは違うものなのです。
この段階から、意思を押し付けないということは
とても重要に思います。
「赤ちゃんの幸せの為にも、一家和楽の為にも、
みんなで信心しましょうよ」
なんて、簡単に言わないで下さい。
私は、学会から離れられなくなり、何度も自殺しようとしました。
コントロールはそれほど強いものでした。
死んでしまいたい、死んだら学会から離れられる、
何度もそう考えて、死のうと思いました。
幹部から見たら既に割れているであろう頭を
真っ赤な血が流れるまで殴りつづけてやろうとさえ思っていました。
私の親も、私の将来を考えて、生後一ヶ月で私を入会させました。
しかし、その結果が現在の私です。
他のどんなことを許す事が出来たとしても、
親が断りも無く学会に入会させた事実は一生許しません。
これから同じ境遇の子供がまた誕生すると思うと許さずにはいられず、
また私自身が歩んできた辛い道のりに対して許す事ができません。
今は当時私に対して幸せになって欲しいと思い、良かれと入会させた
その親の気持ちだけをありがたく受け取っています。
(親もコントロールされていたかと思いますが、
とりあえずそれは別の話ということで)
私の思いは決して極端ではなく、
きっと同じ思いで今を過ごしている人が沢山いると思います。
これが最後の投稿になるかと思いますが、
幹部も、二世、三世問題で悩んでいる方々も、
どうか悔いの無い人生を歩まれてください。
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